K38 JAPAN RWC Rescue (レスキューウォータークラフト) Ⅰ

 

先週は3日間出張し、レスキューのトレーニングに行ってきました。


日頃、淀川ゲレンデでPWSA(PW安全協会)の安全指導員をしていますし、仕事でもイベントや試乗などPWCや水辺に接することが多いので、いつでもすぐにレスキューできるように受講を決意しました。


K38 ジャパンとは、水上における事故に対してPWCを主体としたレスキュー活動を安全に行う為の知識並びに技術を普及することにより、安全な水辺環境の整備を図ることを目的としています。


一昨年にビジターズコースを受講しまして、今年はスキルアップの為、ステージ1、ステージ2を受講しました。今回は3日間のコースです。大阪 二色浜で座学が半日、実技を半日という内容でした。


講習では様々な体験ができ、非常に勉強になりました。


一度では書ききれないので、何回かにわけて書きますね。


今日は「判断」というテーマです。


レスキューというと、どういうイメージを持ちますか?


水難でいえば、大きな荒波がある中、人命を救助するイメージでしょうか?


もちろんそういう場面もあると思いますが、そればかりでもないですよね。


要救助者をさまざまな状況の中で、色々な条件の中、レスキューを行わなければなりません。


海、川、港、レース、転覆、大雨、強風、雷、急流、台風、洪水、1人、少数、大人数など・・・


事故を想定すれば、きりがありませんよね。


まず、私の中に響いてきた言葉は


「My Safety」


K38では、レスキューの現場で、まず自分、もしくは、チームの安全を確保ということを教えていました。


これは、水だけに限らず、どのレスキューにもいえることでしょう。


まず、レスキューする者や体制が安全でなければ、2次災害が発生します。


当たり前のようですが、日頃から心がけていないとなかなかできることではないと思います。


安全確保をきっちり行いながら、レスキューを行う。


とても難しいことです。


突発的に事故はやってきます。


そこで冷静に安全確保を考えれるでしょうか?


「判断」


冷静に、スピーディーに、的確に判断を行い、その状況をクリアにする。


とてもじゃないけど、私にはトレーニングなしでは無理です。


ですので、常に日頃からいろんな状況を想定して、考えてみようと思います。


レスキューに正解はありません。


常に、状況が変化するからです。


 


Q. あなたはどうしますか?


目の前にPWCが1台。水面が危険な状況の中、自分の子供と同じような子供が流されていっています。


冷静な判断でレスキューを行ってください。


 


 


 

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