先日28日は大阪市消防振興協会へ行き、上級救命講習を受講しました。
淀川管理のPW安全協会、大阪支部の安全指導員は、普通救命講習の資格を取得しています。
上級は必須ではないのですが、今回はステップアップの為、私だけ受講してきました。
心肺蘇生法(CPR)やAEDや気道異物の除去、止血など講習していただきました。
CPRは世界共通のガイドラインがあり、それが5年ごとに変更されます。
2000年からガイドラインが発足し、今回教えていただいたのはG2005です。
今年は2010年なので、新しくG2010ができるみたいで、来年からはG2010の方法に変わります。
ですので、救命には欠かすことのできないAEDもG2000とG2005では全然違います。
驚きはG2010では人口呼吸はなくなる方向みたいです。
人口呼吸が救命をためらわす原因にもなるからみたいです。
ですので、救命は胸骨圧迫とAEDで行われるようになるみたいです。
ですが、今回受講したのはG2005ですので、人口呼吸もありました。
さすがに上級でしたので、技術も必要で、試験もありました。実技と筆記と両方です。
なおかつ80点以上が合格ラインで10時から17時までみっちり講習です。休憩もほとんどありません。
なかなかハードです。
しかし、受講される市民の方は多く、すぐに定員になります。
実技では、人形が用意されていて、その人形にCPRを行うのですが、普通救命ではついていなかったセンサーが人形に内蔵されており、気道の確保や人口呼吸の強さ、長さ、胸骨圧迫の強さ、速さなど全てが記録され、点数まででてきて、プリントアウトされます。
80点ラインを越えるのはかなりの練習が必要です。
座学のほうもデータ的なこと、理屈等かなり暗記も必要でしたので、必死でした。
いかに救急車がくるまでにCPR、AEDが大事かを習いました。
テストはなんとかギリギリで合格しましたが、まぐれですね。
普段からこれもトレーニングが必要だと感じました。
ハードでしたが、非常にためになった講習でした。
次回は、応急手当普及員という資格があるのを知りましたので、これを受講してきます。
この資格は普及員になるとAEDや応急の方法を指導できるようになります。
これは3日間ありますね。
これもハードなんでしょうね~。